ランチェスター戦略に
哲学を取り入れる

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経営と人格

ランチェスター戦略は経営活動において、あくまでロジックであり知識の領域です。社長は経営知識を身につけ経営活動を行います。では、その社長の考えの根幹は何処にあるでしょうか。それは社長の人格なのです。業績が長期に渡って安定している社長は、例外なく人格者なのです。そこに年齢は関係がありません。業績が長年に渡り不安定な社長は、これまた例外なく人格に難ありなのです。

ランチェスター戦略は誰でも学ぶことが出来、真面目に継続して勉強をすれば、ある一定のレベルまで達することが出来ます。知識の習得は継続性と持続力があれば誰でも手に入ります。そしてその知識を応用して知恵に変えて行きます。知識は応用(知恵化)しないと意味がありません。その応用の仕方に人格が大きく影響しています。全ての判断基準は社長の知恵から出るものです。その社長の知恵の発信元を辿ると人格が浮かび上がってきます。人格を高めないと、業績は良くならないと言えます。では、その人格を高めるにはどうしたら良いのでしょか。通常は雲を掴むような話です。ロジックで整理することや体系化することは出来ないと通常は思われてきました。しかし、人格を高める学問があったのです。それが哲学なのです。

哲学とは

哲学は2500年前にソクラテスやプラトン、アリストテレスらが原型を構築したと言われ、実は全ての学問の頂点にあるのです。何故、頂点なのかというと、一般的な学問は事実の探求であり、「何故その学問を学ぶのか、必要なのか」の問いに答えるのが哲学です。

例えば、「経営とは何か」「経営するとはどういう意味があるのか」と問うことが哲学です。いわゆる「そもそも論」です。一見すると、「それがなんだ、なんになるんだ」と思うかもしれませんが、ものごとの根幹的な意味をしっかり認識して実行に移すのと、認識せず実行に移すとでは意思決定の基準が全く違うのです。よく「手段が目的に変わる」と言われますが、これなどは「そもそも論」が欠落すると陥りやすくなります。

哲学思考があると、ものごとの原理原則と意味を認識します。認識しないと事を起こさないとも言えます。そうなると思考は思慮深く、目の前に起こっている現象の根幹を見つけようとします。根幹を人より深く知ることが出来れば結果、落ち着きのある物腰と道理の通った発言になり、人望を集めることになるでしょう。逆に人望の無い人は、やはり哲学が無いのです。これは人間関係においても、経営活動においても同じです。

昔から「社長は哲学とそろばんを持て」と言われます。そろばんとは知識を意味します。しかし、知識だけでは経営は上手くいきません。何故なら、知識の活用はその社長の持つ人格というフィルターを通してでしか出てこないからです。人格が歪んでいれば、歪んだ経営となり、永続的繁栄は到底見込めません。私たち経営者は、人格も知識も両方を高いレベルで求められる職業です。だから、ランチェスター戦略を活かし、業績を良くするには、哲学を取り入れる必要があるのです。

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